株式会社OFFICE Am. ACS | 大阪府吹田市 子ども医療と女性の自立支援

カンボジア現地スタッフの紹介

2016.06.15
バンティエンメンチェン州モングルボレイ・ネアンケイト村で、有機農法のマッシュルーム農園を運営しているソアン・ナーラー氏を紹介します。
とても頑張り屋さんで、王立プノンペン大学の日本語学科(夜学)を卒業して、プノンペンで会社にも務めたことがあるそうです。
しかし、故郷の両親を助けて農業がしたい!と、熱い思いが消せなくって、現在は村で素晴らしいマッシュルームを栽培しています。
昨年11月に初めて会ってから、カンボジアシルクに関心を持ち一緒に事業に取り組む事になりました。マッシュルームの農園の一部では、桑の木の栽培も始まっています。
彼のこだわりの、「化学肥料を使わない。農薬を使わない。」有機農法での、桑の木の栽培です。
今年に入ってから、雨の量が大変少なく、他の養蚕農家の桑の木には葉っぱがあまり茂っていないのですが、彼の試験農場の桑の木には、見事に大きな葉っぱがいっぱい茂っています。
3月に挿し木したものが、5月には1mにも育っています。

現在、蚕を育てる小屋の建設中です。
仕事の合間に、彼が一人で建設しているので、時間はかかりますが今月中には完成の予定です。